銀座クラブに見える日本の景気・経済情勢について解説いたします!

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銀座クラブに見える日本の景気・経済情勢

クラブの生き残りをかけた選択

バブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災などによる景気悪化を経て、全盛期には3千軒以上軒を連ねていたと言われる「高級クラブ」は激減しました。これまで銀座を支えてきた所謂「経費族」「社用族」と呼ばれる、会社の経費で豪遊する人たちが居なくなってしまったためです。それどころか、今は企業が接待で「二次会」まで行くことさえ珍しい時代になってきています。どこの店でも「豪遊」というような派手なタイプのお客は少なく、ポケットマネーで「慎ましく遊ぶ」タイプのお客が大半を占めています。

あるいは「本当に通いたい店」を吟味して通い続けるようなお客も増えました。以前は「ここに寄ってから、ちょっと向こうにも顔出すよ」なんて言ってクラブを二軒三軒梯子するなんてこともザラにありましたが、今日ではそうはいかないのが実際です。

こうした背景があり、銀座のクラブは「カジュアル志向」か「超本物志向」に二極化されました。つまり、「キャバクラ路線に進む」のか、「超高級クラブ路線に進む」のか、生き残るための選択が迫られたのです。

この辺りから、華やかな銀座の街は全盛期とは少し違う雰囲気に変わって来ました。それまでは、高級クラブや高級料理店、有名な寿司屋・割烹屋の入ったその「ビルに入る」こと自体が「ステータス」であったのに、ビル内の半分近くのお店が客単価1万円程の大衆店に入れ替わってしまったために、ちょっと羽振りのいい若者や新橋から流れてきた赤ら顔のサラリーマンもためらいなく出入りするようになりました。こうした変化を好まない銀座の遊び人たちは、やはり本来の一見さんを受け入れない「超高級クラブ」へと足を運びます。

「銀座」という歴史ある街は、ここ数年で更に時代に合った姿へと変貌を始めているのです。

観光地としての銀座

外国人観光客が増えたことにより、世界有数のファッションストリートである銀座の「観光地化」も着々と進んでいるようです。観光バスが手配され、1階がオープンカフェのホテルやオープンバーなども多くなりました。

昼の中央通りに限らず、夜の繁華街に外国の方が見えることも増えて来ました。

2020年の東京オリンピックに向けて観光バス乗り場も出来るそうで、まさに世界の銀座へとなりつつあります。

これからまた更に進化してゆくであろう大好きな銀座の街を私もずっと見守ってゆきたいと思っています。

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